【理想の睡眠時間って?】ショートスリーパーのなり方は無い。なりたくてなるものでは無い

ーー誰もが憧れるであろうショートスリーパー。巷では、短時間睡眠法「睡眠時間を節約しよう」などという科学的根拠がなさいすぎるメソッドを唱える人々もいるらしい。ショートスリーパーは誰でもなれる訳では無い。

ショートスリーパーについて

ショートスリーパーという人々を知らない人のために、簡単にショートスリーパーとは何かをご説明しよう。

ショートスリーパーとは

ショートスリーパー(短眠者)とは、短い睡眠時間で健康を保っていられる人間のことだ。逆に、長時間の睡眠を要する人間のことを、ロングスリーパーという。

ショートスリーパーは、平均的な睡眠時間(7〜8時間)の人間と比べレム睡眠が圧倒的に少ないのが特徴。

レム睡眠とノンレム睡眠って?
  • レム睡眠 ▶︎脳の一部が起きている時と同じように活動している睡眠
  • ノンレム睡眠 ▶︎脳も休息状態になる深い睡眠

ムコQ

ショートスリーパーの人の睡眠はほとんどノンレム睡眠ってわけなんだ!

ショートスリーパーには誰でもなれるのか?

ショートスリーパーに関しての実験・結果

ショートスリーパーの研究で、何十年も6時間未満の睡眠を続けていて、健康なアメリカ人親子を調べたことがあるらしい。すると、この親子の遺伝子のうち、生体リズムに関係する【時間遺伝子】に変異があることがわかった。

その時間遺伝子を使って新たな実験が行われた。

実験について

実験対象:ショートスリーパーと同じ時間遺伝子を持つマウス

実験内容:睡眠パターンの観察

実験結果:マウスの睡眠時間は短く、リバウンドスリープも起きなかった

リバウンドスリープって?

リバウンドスリープとは、短時間睡眠の後にやってくる深い眠りのこと。「徹夜した後に、叩かれても起きないくらいの深い眠りに落ちた」という経験、あなたもあるだろう。それだ。

このマウスは、短時間睡眠が続いた後も「深い眠り」は増えなかった。

ムコQ

要は、「全然寝なくても平気なマウス」と言うわけだ!

結論:ショートスリーパーには誰でもなれるのか?

画像:http://e-village.main.jp/gazou/より

実験の結論は、『遺伝的に変異がある動物は、睡眠欲求が弱まり、短時間睡眠に耐えることができる』というもの。ショートスリーパーは遺伝子の変異によりなるのだ。

よって、誰でも努力によってなれるものではない。ほとんどの人はその遺伝子を持っていない。そんな人がショートスリーパーを目指すのは、全くの間違いであまりにも無謀だ。例外的な遺伝子を持つ人の真似をしても意味がない。

睡眠不足になると起きる事

 

巷では、短時間睡眠法「睡眠時間を節約しよう」などという科学的根拠がなさいすぎるメソッドを唱える人々もいるらしい。これは、科学的な根拠が全い上に、健康を害したり、パフォーマンスが低下したりと、デメリットが多すぎるのだ。

睡眠不足になると起きる事:寿命を縮める

睡眠不足は、脳にも体にも大きな負担になる。2002年にアメリカの大学が行った100万人規模の調査では、平均の睡眠時間は7時間半というものだった。

そして6年後の2008年に、同じ100万人に追跡調査を行った結果、死亡率が一番低かったのは平均値に近い7時間眠っている人達だった。その7時間を基準にして、より多く寝てる人も短く寝ている人も、『6年後の死亡率が1.3倍になる』という驚きの結果が出た。

一概には言えないが、全体の傾向として睡眠不足の人は寿命が短い。これについては別の記事で詳細を書くことにする。

睡眠不足になると起きる事:太りやすくなる

睡眠不足になると、食欲を抑えるレプチンという体内物質が減るのだ。そして、食欲を高めるグレリンという体内物質が増える。このような体内物質が睡眠不足で変化することは確かで、「夜についつい食べてしまって太る」というのは体内物質の変化によるものなのだ。

さらに睡眠不足は、肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病に直結する。これについても別の記事で詳細を書くこととする。

まとめ

画像:http://e-village.main.jp/gazou/より

ムコQ

ショートスリーパーにはなりたくてなれるものではない!

無理して睡眠時間を削るのは寿命の前借りになってしまう。しっかり自分にあった睡眠時間をとるように心がけるべきだ。

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